Asia Arsenic Network - 特定非営利活動法人 アジア砒素ネットワーク

受賞歴

アジア砒素ネットワークの受賞歴

  1. 朝日新聞社「第1回 明日への環境賞」
    2000年3月、「土呂久鉱害の患者支援で培った経験を生かし、中国、タイ、バングラデシュなどのヒ素汚染地区で、地下水汚染の調査や安全な飲み水確保の事業を進めている」ことが評価されて、朝日新聞創刊120年を記念して新設された「明日への環境賞」を受賞しました。
  2. 社団法人日本水環境学会九州支部「水環境支部貢献賞」
    2001年2月、「砒素汚染に対する国際援助活動は水環境の保全と創造に貢献する極めて顕著な活動」と認められて、「水環境支部貢献賞」を受賞し表彰されました。
  3. 宮崎西ロータリークラブ「国際奉仕(サミット)賞」
    2002年2月、「アジア各国において飲料用地下水の砒素汚染に悩む住民の救済に多大の貢献をなしてきた」ことが、国際ロータリーの提唱する国際間の理解と親善と平和を推進するという理念の実践」にあたるとして、宮崎西ロータリークラブから「国際奉仕(サミット)賞」を授与されました。
  4. 毎日新聞社「第9回 日韓国際環境賞」
    2003年10月、毎日新聞社と韓国の朝鮮日報社が、東アジア地域の環境保全などに貢献した人びとや団体に贈る日韓国際環境賞を受賞しました。
  5. 西日本国際財団「第12回 アジア貢献賞」
    2011年3月、西日本国際財団が、アジアの発展及びアジアとの国際交流に貢献している団体・個人を顕彰するアジア貢献賞を受賞しました。「一貫して重症患者が多いバングラデシュを中心としたアジア諸国に、安全な水供給と医療協力をおこなっている」ことが受賞の理由です。
  6. 第一生命(株)「第68回 保健文化賞」
    2016年10月、「鉱山周辺に頻発した砒素による健康被害者への救済・支援活動を40年以上にわたり実施し、地域における公衆衛生の改善に寄与するとともに、その経験をもとにアジア地域での飲料水による砒素中毒対策に尽力し、国際協力に貢献した」ことが評価されて、第一生命㈱の「保健文化賞」を受賞することになりました。
  7. 宮崎日日新聞賞
    2016年10月、「バングラデシュなどアジア各地で飲料水のヒ素除去活動を展開、現地住民に安全な水を供給し、ヒ素中毒患者の治療や中毒防止事業に努めるなど、土呂久・松尾のヒ素鉱害で得た知見や教訓を現代に伝え」ていることが評価されて、宮崎日日新聞賞を受けました。

アジア砒素ネットワーク関係者の受賞

  1. 谷正和・九州大学教授(AAN理事)が「国際開発研究 大来賞」を受賞
    2006年12月、谷正和・九州大学教授(アジア砒素ネットワーク現副代表)の著書「村の暮らしと砒素汚染―バングラデシュの農村から―」(九州大学出版会;2005年8月)が、「国際開発の様々な課題に関する優れた指針を示す研究図書」と評価されて、「大来賞」を贈られました。この賞は、国際通のエコノミストとして活躍し、大平内閣で民間人の外務大臣に登用された故大来佐武郎氏を記念して、国際開発機構(FASID)が設けているものです。
  2. 堀田宣之医師(AAN初代代表)が第22回「久保医療文化賞」を受賞
    2011年2月、30年にわたって国内外の砒素中毒患者を診察してきた堀田宣之医師(アジア砒素ネットワーク初代代表)に「久保医療文化賞」が贈られました。堀田医師は1975年に宮崎県高千穂町土呂久地区の砒素中毒患者を診察して以来、世界の砒素汚染地を巡って実証的な研究をつづけ、2008年に30年間の成果をまとめた「慢性砒素中毒研究―症候学的アプローチー」、2010年に世界各地で撮影した症例を紹介する「目で見る砒素中毒」を出版するなど、砒素中毒に関する一連の功績が評価されました。
  3. 上野登・宮崎大学名誉教授(前AAN代表)が「宮崎県文化賞」を受賞
    2013年11月、アジア砒素ネットワーク2代目代表の上野登・宮崎大学名誉教授が、「経済地理という新しい分野に取り組み、自然保護及び環境問題において指導的役割を果たし、綾ユネスコエコパーク登録に向けての幅広い活動等、永年にわたり本県文化の向上に寄与した功績」が認められて平成25年度「宮崎県文化賞」を受賞しました。
  4. 出盛允啓医師(AAN会員)が第44回「医療功労賞」を受賞
    2016年3月、皮膚科医として40年以上にわたり土呂久の砒素中毒患者の検診にあてってきた出盛允啓医師が「その研究成果はバングラデシュなどの砒素中毒対策に活かされている」として、読売新聞の第44回「医療功労賞」を受賞しました。出盛医師はアジア砒素ネットワークの会員であり、宮崎大学医学部在籍中に、中国・内モンゴル調査に参加したほか、バングラデシュの医学調査に後輩の医師を派遣するなど、アジアの砒素汚染対策に協力してこられました。
  5. 第4回アーユスNGO新人賞を受賞
    2017年2月、宮崎本部スタッフの寺田佳代がアーユス仏教国際協力ネットワークさんよりアーユスNGO新人賞をいただきました。新人賞(奨励賞)は「国際協力NGO での活動経験が短いながらも、今後さらなる活躍が期待され、国際協力NGO の将来を背負っていくと期待される個人に授与されるもの」です。
    http://ngo-ayus.jp/activity/award/
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