5月20日から21日にかけてバングラデシュ・インドを襲ったスーパー サイクロン アンファンで命を落とされた方、被害を受けた方にお見舞い申し上げます。

サイクロン・アンファンは、アジア砒素ネットワークの活動地域であるバングラデシュ南西部に、家屋や樹木の倒壊、堤防の決壊など、甚大な被害をもたらしました。現在までのところ、関係者にけがをした人がいるという情報は入っていませんが、私たちが支援している農家さんは刈り取り前の晩生の稲が損害を受けたとのことです。

道路脇に植えられた大木の倒壊は、これまでのインフラの復興を遅らせる原因となっていましたので、今回も機能回復に時間がかかる可能性があります。

新型コロナウィルスの感染拡大や国境封鎖の結果として起きている食料不足など、心配なことが多い時期ですので、現地の情報を引き続き集めていきます。
また詳細がわかりましたら、ご報告させていただきます。

被災地域の皆様の生活が一日も早く通常に戻ることを願っています。