設立目的

宮崎県高千穂町の旧土呂久鉱山、木城町の旧松尾鉱山(土呂久・松尾)周辺で慢性砒素中毒に苦しんでいる人々を支援することから、私たちの活動は始まりました。被害者による提訴(1975年)から裁判の終結(1990年)まで息の長い運動がつづきます。この運動には、多様な個性を受け入れ、個を育てていく気風がありました。運動がヤマを越したあとも、エネルギーは萎えることなく、新しい展開を求めていきました。ちょうどこのころ、アジアでおきる砒素汚染問題があきらかになってきました。砒素に関する経験や人脈をアジア各地の砒素汚染解決にいかそうと、1994年、アジア砒素ネットワーク(Asia Arsenic Network)を設立しました。