中国内蒙古プロジェクト

中国内蒙古河套平野の地下水ヒ素汚染

アジア砒素ネットワークと新潟内蒙古地下水ヒ素汚染調査グループは、現地の要請をうけ、1996年から2004年にわたり、内蒙古自治区にある河套平野の五原県の海子堰郷勝利村における飲料地下水の被害調査と環境調査ならびに改善事業を実施しました。改善事業の主たるものは、1998~1999年に実施した簡易水道の敷設です。また、隣接する銀定区図郷建設村においても水道敷設事業(2004年)に協力するほか、随時、現地関係諸期間と地下水利用のありかたについての意見交換を行いました。詳しくは中国内蒙古河套平野の地下水ヒ素汚染にまとめてられています。

2004年からは内蒙古自治区内の錫林郭勒盟で活動しました。正藍旗、蘇尼特右旗には砒素だけでなくフッ素との複合汚染があり、フッ素汚染の方が特に顕著でした。これらによる健康被害を防ぐために、水文地質学的な調査によって汚染原因をつきとめ、対策にあたりました。具体的には①簡易型砒素・フッ素除去装置を開発、②現地地方政府の政策に安全な飲料水の提供(上水道)を織り込むことで、辺境の小集落と市街地住民の両者に配慮した改善策を実施できました。

より詳しい活動内容についてはこちらをご参照ください。

2007年の活動(蘇尼特右旗の環境改善)
2006年の活動(正藍旗での飲料水対策、蘇尼特右旗での調査)
2005年の活動(錫林郭勒盟正藍旗の地下水調査)
2004年の活動(五原県勝利村改水事業のフォローアップ 環境教育)
1996年~1999年の活動 (五原県勝利村改水事業)

これらの活動には地球環境基金ほか研究・市民活動の支援助成をいただき、感謝申し上げます。