10月6日(木)第8回講座 土呂久に学ぶ

土呂久に学ぶ開催のお知らせ

10月6日(木)19時~宮崎市民プラザ大会議室にて、第8回講座を開催いたします。当日の参加も可能です。皆さまぜひご参加ください。

*参加費200円(資料代)

 

第8回 最高裁和解 ―健康被害の補償の到達点―

<はじめに>

土呂久で見つかった慢性砒素中毒患者は、全身のさまざまな症状で苦しんでいたのに「皮膚以外の症状と砒素との関係は現時点では不明」とされて、知事によるあっせん補償は低額に抑えられた。納得できない患者は、雪の中の全国教育研究集会へ、東京の日本弁護士連合会へ、宮崎市で開かれた自然保護運動の集会へ出かけて支援を呼びかけ、弁護士、医師、市民、カトリック信者らを巻き込んだ運動が展開する。行政不服審査を通して、砒素によって多様な症状が現れていることを認めさせ、公害健康被害補償法の適正な運用による補償給付が始まると、患者の前に新たな問題がたちはだかった。土呂久一陣訴訟の控訴審判決で、鉱山から受けた損害から公健法で受給した金額を差し引くという内容が言い渡されたのだ。裁判による慰謝料請求と公健法による年金的補償の両立。その願いが二陣訴訟の一審判決でかなえられたあと、原告は「いのちあるうちの救済を」「いのちあるかぎり救済を」を旗印にして最高裁に和解を要請する。そして1990年10月31日、原告は土呂久山荘に集まって東京からの連絡を待った。

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土呂久訴訟第1回口頭弁論