第7回AAN講座「土呂久に学ぶ」開催のお知らせ

第7回 土呂久に学ぶ開催のお知らせ

9月1日(木)19時~宮崎市民プラザ大会議室にて、第7回講座を開催いたします。当日の参加も可能です。皆さまぜひご参加ください。

*参加費200円(資料代)

第7回 公害病認定 ―日記にみる砒素中毒患者の歩み―

土呂久鉱山の閉山(1962年)後、谷間に埋もれていた砒素公害が時代の表舞台に現れる条件が整ってきた。四大公害訴訟は、環境汚染による健康被害者が加害企業に補償を求める道を指し示し、宮崎県高城町の廃鉱で起きた砒素鉱滓流出後に、県内の鉱山跡総点検がおこなわれた結果、土呂久川に基準を超える砒素が流れていることが明らかになった。公害への関心が強まる時代を背景に、環境汚染や健康被害で苦しんできた土呂久住民が救済を求めて歩き始め、岩戸小学校の教師は土呂久に埋もれていた公害の掘り起こしに手をつけ、この2つの流れが一本化して1971年11月13日の教育研究集会における発表につながった。マスメディアの報道、宮崎県の調査、いったんは公害を否定した宮崎県が一転して7人の患者の認定へ、されに知事によるあっせん補償……と事態は急展開をとげるのだが、完全な補償を求める被害者の前には大きな困難がたちはだかった。